カンボジア・アンコールワット遺跡群~バンテアイ・サムレ

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アンコールワットの遺跡群をトゥクトゥクに乗って巡る。
遺跡は写真のような田園地帯やジャングルの中に点在しており
その眺めにとても心が癒されるのだ


そして人々の生活の様子も垣間見れて楽しい。
最近でこそ遺跡群周辺は地雷の撤去が完了し、人々も安心して農業を営んだり
家を建てて生活できるようになったが、ほんの数年前までは無数の地雷が埋まり
生活する事さえもできなかったのだ。
こうやって観光できるのも日本をはじめとした地雷撤去に携わった人々の
おかげなのだと感謝の気持ちが沸いてくるのだ。

高床式の家にハンモックがぶら下がる・・・
カンボジアやラオスの家々に良く見られる光景だ。

そんな事を色々考えながら辿りついた遺跡がバンテアイ・サムレ。

「サムレ」とは「砦」という意味らしく、なるほど環濠と高塀で囲まれた
この遺跡は砦の名にふさわしい重厚な印象を与えているなあ~

内部は回廊に囲まれた中に背の高い中央祠堂が建つ。
この遺跡はちょっと離れた場所にあるせいか訪れる人々も少なく
静かに遺跡と対峙したい僕のような人にオススメの遺跡。

風化が激しいが素晴らしいレリーフを静かにじっくりと堪能・・・

大蛇に横たわるヴィシュヌ神

中央祠堂には拝殿が付属しているのだが、そこには現役の僧侶が
香を焚き祈りを捧げる場所になっている。
どこのアンコールの遺跡もそうであるが現役の寺院として信仰の
対象になっているのはここも同じようだ。

アンコールワット寺院を中心とした主だった遺跡はほぼ見尽くしたけれど
また訪れたくなるこの気持ちはなんなのだろう?
遺跡の素晴らしさはもちろんだけど、周辺に住む人々や素朴な景色にも
心を打たれるからなんだろうな~
きっとこれから先も何回も訪れるはずだ。
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