カンボジア・シェムリアップ郊外のプノンクーレンを訪ねて②

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カンボジア人がピクニック感覚で訪れるシェムリアップ郊外の
プノンクーレンにはプリア・アントンと呼ばれる巨大な砂岩から
掘り出された約9.4mもの涅槃仏が安置されている。
その涅槃仏が安置されているお堂には写真のような階段を
登っていかなければならない


階段の手前で裸足になり・・・

お堂を目指すのだ。

お堂に行く途中にプノンクーレン周辺を一望できる所が
あるのだが、もうとにかくジャングル・ジャングル。
深い熱帯雨林のジャングルが周辺を覆い、地面が見えない

このジャングルの奥深くには未だ発見されていない遺跡があるのだろうか・・・
そんな事を考えていると楽しくなってくるものだ。

おおっ!これか!
本堂に入ると線香の香りが漂い、その中にでーんと巨大な
涅槃仏が安置されていた。
16世紀に造られたものらしいが、今でも参拝客が絶えないのか

涅槃仏にはたくさんの小さな仏像や供物が供えられていた・・・
カンボジアでも仏教に対する信仰は厚いようだなあ。

お隣タイからも王族が訪れたりしてるらしいが・・・
どこの国でもそうであるが隣の国同士は仲が悪い・・・
タイとカンボジアは国境を巡って今でもプリア・ヴィヘア周辺で
時々、銃撃戦が起きている・・・
またベトナムとも仲が悪く、トンレサップ湖に住む多くの
ベトナム水上生活者は差別を受けているそうな・・・

お堂を出て階段を降り、ヒンドゥー教の象徴でもあるリンガとヨニに
水を掛けてお祈りをする・・・
掛けた水は命の源泉となって下流に流れていくのだ。

その後、駐車場に向かう途中に川があり、そこにもやはり巨大なリンガが
川底に彫られていたなあ~

そして無数の小さなリンガも・・・
こうやって下流に住む人々に繁栄と豊穣をもたらすのだ。

そして川岸に彫られたヒンドゥーの神々・・・

その川で洗濯をし、水浴びをする村人がたくさん見られた。
物質的にはまだまだ恵まれていないけれど、このパワースポットで
毎日生活できる彼らは僕らよりも心豊かに生きているのかな~っと
そんな事を考えていたのだ。
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