フィリピン・マニラの街をぶらぶら歩いてみる④

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赤いシャツを着た目つきの悪い罰金連呼ストーカーをショッピングモールに
入る事で振り切った。その記事はこちら。
とにかく何をしてくるか判らないぐらいヤバイおっさんだったので
ショッピングモールに入った後も、何度も後ろを振り返りながら
警戒した。1時間ほど時間をつぶし、入ったのとは違う方角から
ショッピングモールを後にした・・・
リサール公園を出てさらに北に歩いていくとイントラムロスの入口だ。

スペイン時代の面影を残すここイントラムロスは、スペイン統治時代には
12の教会、大学、病院などがあったと言われるが、第二次世界大戦時に
日本軍とアメリカ軍の戦闘でほとんどは破壊されてしまった


それでも石畳や重厚な建物などスペイン時代の面影があちらこちらに
残っているなあ~
実はここイントラムロスも治安の悪い所なので脇道に入ったりはせずに
メイン通りのルナ通りを真っ直ぐに歩いていく


馬車が通る。観光客向けの馬車だと思うが、料金交渉も面倒くさいし
変な所に連れて行かれたりしてトラブルに巻き込まれるのもイヤなので
見るだけにしておく

ん~~、何かまだ街歩きを楽しめていない自分がいるなあ~・・・


感じの良いレストランやギフトショップが並ぶ。
歩いていて不思議な感覚になる。それは全くアジアの雰囲気が
しない事だと気付く。
フランスに統治されていたベトナムやラオスにも確かに建物等に
当時の面影や影響を感じる事があるけれど、やっぱりアジア的。
ごちゃごちゃ物が溢れ、屋台が並ぶ独特の活気がここにはない。
街はきれいで整然としていてどちらかと言うと静かなのだ。
目や耳や匂い・・・五感を刺激する要素が少ないのだ。

そんな事をいろいろ考えながら歩いていると世界遺産にも登録されている
サンオーガスティン教会に辿りついた。

1599年~1606年に建てられた、フィリピンの石造建築の中で最も
古い教会。7回に渡る大きな地震や第二次世界大戦にも耐え、昔の
ままの姿を今に残す貴重な教会なのだ。

中に入ると大勢の人々が祈りを捧げている・・・
いつも旅で目にするのは仏陀に祈りを捧げる人々なんだよな~~
いつも仏教メインの国々に旅する事が多いからなのだが、この光景は
新鮮に感じられた。ああ、ここは僕の知っている他のアジアではないのだ。

ふと足元を見ると、古い故人達の名前を刻んだ石で埋め尽くされている。
この教会の長い歴史を感じさせる。
そんな教会の雰囲気を撮影しました!

いつまでもボーッと眺めていたい。そんな教会だなあ~~
続く・・・
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