ブータン・トンサ~トンサ・ゾンを訪ねて‐その後ブムタンへ‐
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トンサ・ゾンに近づき、トレッキング終了・・・
渓谷を降りてから今度は逆に登り一辺倒だった事もあって太ももが
ガクガク・・・
そんな太ももを両手でモミモミしている僕をよそにガイドのペマは
せっせとゾンに入る為の正装準備をしていた・・・
ゾンの中に入って行くと、豪華絢爛!色とりどりの装飾が施された
窓枠や柱が目に飛び込んで来た・・・
豪華で美しいが、この地域の行政府としての威厳も感じられる。
広場を歩く彼らはこの行政府に勤める役人さんなんだろう。
日本で言うところの県庁に勤める公務員みたいなものか?
やはり皆、伝統衣装であるゴを着用している。
ブータンの文化風習に誇りを感じるなあ~
ほう~~、ここは「金融課」かあ~
トンサ地方にかかわる融資や投資に関する仕事をしているのかな?
他にも「農業課」「市民課」みたいなセクションの看板があって
やはりここはトンサ地方の言わば「県庁」のようなものなんだなあ~
で、この「県庁」と言うのがこのような木造作りの古い建物である事と
ここに勤める役人のゴ姿がまるで日本の着物のようなので、なんだか
時代をタイムスリップしてきたような感じを覚えるのだ・・・
なんだか江戸時代の日本を見るような感覚かな~~
でも、確かに今は21世紀なのだ・・・
そんなトンサ・ゾンの雰囲気を動画で確認してください!
そんな感覚がブータン旅行の醍醐味であるのだなあ~
小さな国だが他の国のやり方に流されず、自国の文化と伝統、風習を
守り続ける・・・なかなかこんな事、できないよなあ~
で、極めつけがあのGDPを追いかけるのではなくてGNH(国民総幸福量)を
目標とする概念・・・
ブータン、恐るべしなのであった・・・
ガガガガガッ!ドンッ!
トンサを後にしてブムタンへ向かう途中、大きな音と衝撃で
車の中で眠っていた僕は叩き起こされた!
なんと車のタイヤがシャフトから折れてしまったのだ・・・
完全にシャフトが折れてしまっている・・・
今でこそ笑いながら話せるが、対向車とすれ違い時や
もう少し谷側を走っていたらと思うとゾクッとする・・・
ここで完全に立ち往生・・・
ブムタンに行くにもトンサに戻るにもちょうど真ん中の地点・・・
細い山道であったが車がもう一台通れる隙間が確保できたのは
奇跡的だ・・・
ガイドのペマが旅行会社に電話を入れる・・・
なんと!今から遠くパロから替りの車を手配すると言う・・・
えっ?何時間かかるの?ちょっと途方に暮れる・・・
何にもする事がないのでペマもドライバーも暇そうだ。
僕が持ってきた某歩き方のブータン版を二人で興味津々に
読むの図。
そんなこんなですでに夕暮れ時になっており、きれいな夕日が
見られたのは良いが、急に辺りが寒くなってきた・・・
吐く息がしっかりと白く見えるようになった・・・
日中は暖かくても、夜は完全にマイナス温度!
しかも今いる場所は軽く2500m以上の場所!
寒さに耐えかねて3人で薪を集め、たき火をする・・・
なんだかサバイバルになってきたぞ!
本当に車はやってくるのか?
あとどれぐらいで??
続く・・・
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