ブータン・ブムタン~ジャンパ・ラカンとクジュ・ラカンを訪ねる

記事中の全ての画像はクリックすると超拡大します。マウスポインターの+-で調整してね!
今日はブムタン地方に点在する有名な寺院を巡る・・・
その前にガイドのペマが携帯電話のプリペイドを買うというので
一緒に雑貨店のような所に入る。
ブータンではプリペイド方式が主流のようだ。

しかしブータンの家々は大きくて立派だよなあ~~
1階部分は倉庫とか家畜用のスペースで、生活スペースは2階より上。
2階部分へは大抵ハシゴの様な階段で登っていくのだが、このハシゴを
外せば防犯効果もバッチリ。
車の中から家々を眺めてみると、やっぱり立派な家が多いなあ~

で、着いたのはブムタンの平坦な牧草地の中に建つ
ブータン最古の寺ジャンパ・ラカン。
う~~ん、確かに壁などの装飾は新しいが建物自体が
物凄く古い物だという感じがするなあ~・・・

入口には巨大で重いマニ車が左右6本づつ構えている。
それを1本づつグルグルと回しながら内部へ・・・
暗くて長い通路に古さを感じる。

7世紀前半に即位したソンツェン・ガンポ王はチベットを統一すると、
全国に108の寺を建て、仏教の布教に努めたという。
その時に建てられたのが、パロにあるキチュ・ラカンとこのジャンパ・ラカン。
本道の周りを回廊が囲む・・・
その中庭にはストーブが置いてあり、参拝者が暖を取れるようになっていた。

本堂の中は撮影禁止。中は非常に狭くて薄暗い・・・
中に辿り着くのに狭い通路をカニ歩きで進まなければならない・・・
ご本尊は弥勒菩薩像。僧侶が読経を唱える中で、ブータンに来てから
何度となくやっている五体投地式の祈りを捧げる・・・様になってきたかな?(笑)
写真はその本堂の壁に描かれた仏画の一部。

小さな寺院ながらも、参拝者がぞくぞくとやって来る。
ブータンの人々の厚い信仰心を感じるなあ~~

場所を移動してやってきたのはクジュ・ラカン。
チベット周辺に仏教を布教させた高僧パドマサンババが
岩山で瞑想をしていた時に残った影(クジュ)が寺院の
名前のゆかりらしい・・・

その岩山を覆うように建てられたのがクジュ・ラカンなのだ・・・
岩山の斜面に沿うように3棟の大きな建物が建っており
右の建物にはその岩に残る「影」を・・・
中央の建物には10m近い高さのパドマサンババの像が・・・
左の建物は比較的新しく1990年に建てられ、ご本尊は
これまた10m近い歓喜仏が安置されている。
帰り道、標高3000m前後の道を車で移動するのだが
山々の遠景が美しいので撮影したが上手く撮影できたかな?
続く・・・
- 関連記事
-
- ブータン・ブムタンからトンサに向けて出発!
- ブータン・ブムタン~ジャンパ・ラカンとクジュ・ラカンを訪ねる
- ブータン・ブムタン~ジャカル・ゾンを訪ねて
- ブータン・ブムタム~タルパリン僧院を巡るトレッキング④
- ブータン・ブムタン~タルパリン僧院を巡るトレッキング③
| ブムタン | 00:00 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑